レバレッジダイバー

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日銀の為替介入でドル円乱高下!


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はい、こんにちは。

すっかり肌寒い日も多くなって、完全に秋めいてきましたね。
暖房の季節なんですが、どこの電力会社も値上げ、値上げです。

新電力での契約も、市場連動型に変更となる会社もあるので、契約条件の見直しは必須ですね。
気が付いたら膨大な電気代だった~!なんてことにならないように気を付けていきたいものです。

ということで、今回は為替!
よろしくお願いします。



ドル円の推移

2022年、米国の利上げ、資源価格の高騰からじりじりと円安が進行してきましたが、、、、

5年間の推移

過去を振り返ると、2021年からジワリと円安のトレンドに移っている感じがわかります。

過去1年の推移

が、過去1年間を振り返ると、今年の3月以降の怒涛の勢いで進む円安!

過去3か月の推移

で、9月22日に24年ぶりに日銀の為替介入が実施されました。
四半世紀ぶりの一大イベントですね。

ここまで急激な円安が進んだ原因の一旦は米国が利上げして金融引き締めをおこなているのに対して、日本は金融緩和継続であること。
利回りの低い円を売ってドルを買えば、高い利息が付くということで、どんどんと円安が進行している状態となっています。

そんな円安状態にさらなる追い打ちとして、ロシア・ウクライナの問題から資源価格や原材料費の高騰から日本もCPIは3%と、一応日銀の政策目標である2%超えとなっています。

円安の良し悪し

円安のデメリット

輸入物価の高騰

もともと日本は製造業中心の輸出大国。
とはいえ、今の時代ものつくりは中国や東南アジアを中心に日本企業といえど逆輸入のパターンも多く、完全に国内で製造して海外に輸出するという企業は少なくなったように思います。

実際の輸出入額の推移のグラフはこちら。

輸出入額の推移

1950年からの輸出入動向ですが、2006年頃までは完全に貿易黒字となっていいますが、リーマンショックの年くらいからか、貿易黒字もだんだん縮小し、2010年を越えてくると赤字幅も大きくなってます。

輸入が多くなれば、円安の進行は単純に輸入物価の上昇につながり、そのまま価格転嫁出来なければ企業としては収益圧迫の原因となるため、良いイメージは起きにくいですね。。。

円安メリット

デメリットの逆で、輸出企業にとっては追い風となる円安。
ほかにはどんなメリットがあるのでしょうか??

インバウンド需要の増加

海外からの訪日観光客の増加によってサービス業関連で業績向上が期待できます。
ちょうどコロナ禍における海外からの入国規制も緩和されたことですし、インバウンド需要は今後大きくなっていくのが見込めそうですね。
観光・サービス業もこれを機に業績改善とともに、従業員の待遇もUPしていって欲しいところですよね。

日本の外貨(ドル)建て対外純資産の増加

www3.nhk.or.jp

こんな記事がありました。
元々日本の対外純資産は世界一だというのは度々ニュースにもなっていましたが、円安というのはこういうところにも恩恵が出てくるのですね。

対外純資産額の推移

財務省HPの表をグラフにしてみました。

外資産負債残高の概要

こちらは財務省HPのスクリーンショット

これだけ資産額が増えると外資産から受取る利子・配当は円建てで増加することになりますね。

資産所得(倍)増となっているのは国民ではなく、日本政府だったということです。ww

円安状況下における日本企業の業績は??

ざっくりと改めて円安が及ぼす影響を輸入物価という点以外からも見てみると、以外に悪い話ばかりではないような感じもしますね。

そしてこの円安進行中の2022年、7~9月期の企業決算の発表間近となっていますが、前期(6~9月期)の大きな日本企業の動向はどうだったんでしょうか??

www.smd-am.co.jp

概ね良かったという結果ですね。
もちろんミクロな視点ではコロナ禍の影響でそんな余裕なんてない!、ボーナス減った!とかあるでしょうが、日本企業全体の平均としてみたら、結果としては〇。
そして円安効果としては実質GDPが押し上げられるということ。

www.nikkei.com

米国や欧州ではGDP成長率がマイナスとなって、リセッションも間近かとなっている中で日本はGDPはプラス。
輸出企業は輸出量が増え利益増、輸入企業はコストアップを価格転嫁して売上増、結局苦しいのは消費者かい!ということに今現在はなっています。

そういうことからも、メディアでは日々円安からの食料品・日用品の値上げを大々的に報道し、円安=悪とのイメージを植え付けさせていることで、日銀の政策への批判や給付金を求める報道などがなされていますが、とりあえず業績よかった企業は従業員・下請け企業への還元をまずはして経済を回すという方向に動いてほしいものです。

円買い介入で為替差益も出てるんじゃないの?

上記で止まらない円安について簡単にまとめてみましたが、給与所得が上がらないままに円安だけが進行している今、確かにメリットが大きい円安なのに、そのメリットは消費者には巡ってこず、実質賃金の低下だけを実感することになっています。

そんな円安に歯止めをかけるべく、9月以降度々為替介入ということで、ドル円相場が急変動することがあり、話題に上がっています。
介入したときに一時的に円安は止まるものの、根本的な金融政策の違いが変わらないのであれば、トレンドとしては大きく変わることはないし、逆に介入することでドル円相場の乱高下が激しくなっています。

9月の為替介入では2.8兆円、10月21日にはその倍以上の5.5兆円程度の規模での円買いということで、大きく手を打ってますね。

為替介入

ロイター通信より


保有する外貨準備高の限界もあるので、永遠に円買いし続けるわけにもいきません。


が、


そのドル買ったのって、、、、随分前ですよね?ってことは、今回の介入で随分と為替差益出てるんじゃないですの??

為替介入のタイミング

介入によって抑えられる円安は金融政策の差から限定的でも、この差益は現実のモノ。
簡単には上がらない賃金、給付金やバラマキで小手先の対応をするなら、こういう差益をうまく活用してほしいところですよね。

まとめ

株式市場や為替が非常に不安定な日々が続いているなかで、コロナ禍も落ち着き旅行支援などで経済が戻りつつある今こそ、円安のメリットをうまく活かして日本経済を復活させてほしいものです。

そして国民一人一人も、メディアの円安=悪、生活苦というイメージだけに振り回されることがないようにしていきたいですね!

以上ありがとうございました~。