レバレッジダイバー

アラフォー転職をきっかけに資産運用を真剣に考えるblogです。よろしくお願い致します。

ブロックチェーン技術で世界が進む先とは


スポンサードリンク

はい、こんにちは。

久しぶりに大きな台風11号、沖縄から日本海を抜けて消えていきましたね。
数年前に起きたような異常な被害が出ることもなく、(多少の被害はあったとはいえ)よかった、よかったと。

とはいえ、台風の季節はまだまだこれから。
海や河川敷が気になるとか言って見に行かないようにご注意ください。

本日はweb3.0がもたらす新たな社会について、自分が思うことをつらつら書いておこうかなと思いました。

ということで、よろしくお願いします。


web3.0の世界

landdiver.hatenablog.com

先日も自分でもweb3.0ってなによ、ということを素人考えなりにまとめてみました。
web2.0と言われる現在、株式資本主義社会では国家であったり、株式会社などなど、そういうところに権力(富)が一点に集中しています。

そして、その権力の集まるところの頂点に位置する人たちに富が集中し、世界中の富裕層1%が全世界の約80%の資産も持つという、もはや埋めることのできない格差が広がりすぎた株式資本主義の今、新たなweb3.0の世界で広がるブロックチェーンの技術によって、脱中央集権というスタンスが広がっていけばその格差や株式資本主義社会を超える新たな社会秩序が構築されていくのではないか、という期待がもたれております。

ブロックチェーンとは

脱中央集権というキーワードのweb3.0の世界でコアとなる技術がこのブロックチェーン技術。ビットコインがこの世に誕生してから注目されるようになってますね。
これはインターネット上にあるデータ(最初はお金、後々イーサリアムの登場でお金だけでなく、デジタルデータとしてNFTが登場、、的な感じ)をどうしたら改ざん・不正のリスクを極力なくして管理・利用することができるのか、というところから生まれた技術のようです。
一つ一つのデジタル取引を各ブロックとして、それをチェーンのように繋げていく仕組みですね。

ブロックチェーン イメージ

ブロックチェーン技術を使った新たな世界

暗号資産(仮想通貨)

ブロックチェーン技術を使ったわかりやすい例が暗号資産(ビットコインイーサリアムなどなど)です。

通常のお金=円、ドルを法定通貨といって、発行している国家の信用の元、決められた地域で利用ができるのが通常のお金。
対して暗号資産(仮想通貨)はその名の通り仮想通貨であって、実際に硬貨やお札という形で実在する通貨ではなく、デジタル世界(インターネット上)の中において存在する通貨となっています。

ビットコインが通貨のやり取りのみをブロックチェーン上に記録していたのに対し、この技術を使えば、通貨のデータの保存だけでなく他にもいろいろ利用価値がある?、とその適用範囲を広げた新たなチェーンがイーサリアムですね。

法定通貨と暗号資産の仕組み上の違い(ざっくりと)

法定通貨の場合、どれだけ精巧なものであっても偽札の使用や製造、口座残高の書き換えなど犯罪行為はやろうと思えばそういう管理をする場所の中にいる人間であれば、やれてしまうのが法定通貨

実際は不正や改ざんで得られるメリット以上に受けるであろうデメリットが大きいから誰もやらないのだろうけど。。

今の時代のようなグローバル化が進むと、その中央集権の最たる国家であってもその国家同士がつながったデータを管理するためにさらに上位の力を持つ中央集権的な何か(IMFやSWIFT的な)が必要になっていました。

対して、インターネット上にしか存在しない暗号資産の場合は、ネットワークを一元管理するのではなく、P2P(Peer-to-Peer)という仕組み。
これは、ネットワークを国家や企業が一元管理するのとは真逆で、各個が管理し、繋がり、ネットワークを形成していくという仕組みです。
この仕組みによって、データの保管が分散され、一つのPCやサーバーがダウンしても別のサーバーやPCから復元していくことができることで、データが消えてしまうというリスクや不正や改ざんを行うにも、一元管理している大元のサーバーがない故に狙いようがないということですね。

※とはいっても、そのネットワークの51%以上の書き換えがあると不正・改ざんも可能なんですが、今やビットコインイーサリアムなど有名暗号資産ほど世界に分散されたネットワークを持っていると51%以上の書き換えなど不可能なため、不正・改ざんがおこなわれる可能性は著しく低いといえます。

とある銀行はちょこちょこシステム障害起こしてますが、暗号資産界隈でシステム障害というのは聞きませんよね。

NFTの誕生

ブロックチェーンの誕生によってNFTというものが誕生しました。

Twitter創業者の最初のツイートが〇億円だったり、まったく価値が理解できないようなデジタルアートに何十億円もの値が付いたり(自分の芸術的センスのなさも大いに関係あり)と、大きな話題をよんでいます。
こういうニュースから「NFT=新たな稼ぐ手段の1つ」であるような感覚ができてきていますね。

ビットコインの誕生後、金融取引のみをブロック上に記録したビットコインとは違って、その他のモノもブロック上に記録していけるようプログラムを書き換えたスマートコントラクト機能を搭載したイーサリアムというチェーンが誕生します。

このスマートコントラクトによって、ブロックチェーン上で誰かが管理しているわけでもない、銀行みたいなモノが出来上がってきたのがDefi(Decentralized Finance)であり、今のような銀行なんていらないよね、法定通貨のように国家や金融機関を介することなく、スムーズな取引が可能かつ不正や改ざんが行われにくく、安心だよねという特性から、それならお金以外の大切なモノもブロックチェーン上に記録しておけば、改ざんができない安全な場所に置いておけるし、コピー・複製は可能だけれども、
別個の識別番号やID(?)を割り振ることで、本当の本物はこれだというただ一つであるという証明を可能にし、そのデジタル世界での価値を保証することができるようになったと、いうことで現れてきたのがNFTです。

今までデジタル上のデータ(イラスト、写真など)は、PC上で簡単に右クリックでコピーできていました。本来価値があるものであっても、何回かのクリックという簡単すぎる作業で手に入れることが出来てしまうために、本物とそうでないモノとの識別が難しく、その価値は複製されるごとに漸減(通貨価値が金融緩和によってインフレしていくように)していったのに対し、NFTとなれば、コピーはコピー、本物は本物という価値の区別をデジタル世界にももたらすことができるようになったんですね。

今の世界では、個人情報や価値のあるものをネットワーク上にオープンにすれば、そのモノに勝ちがある場合、簡単にどこかの誰かに複写されて盗られるリスクがあるのだけれど、ブロックチェーン技術によって、ネットワークにつながる皆で相互に管理・監視をしていることで、盗られたとしても本物とそうでないモノの区別をつけることができるようになった、という点が大きいのではないでしょうか。

株式会社を超える?!DAOの世界

ブロックチェーンによって、組織の在り方も変わります。
今のような株主を頂点とする株式会社のような中央集権的なあり方ではなく、web3.0の世界では非中央集権な組織であるDAO(Decentralized Autonomous Organization)が注目されてます。

日本語で自律分散型組織といい、その組織を管理・運営する権力を持つ人が存在しません。
その組織では投票権としてガバナンストークンがもらえ、国籍・人種・性別に関係なくdaoの運営・活動に参加し、意志を表明することができるようになっています。

現在、資本主義社会においては会社は株主のものであり、利益を出すために存在します。
Apple、テスラ、メタプラットフォームズ、Amazonなどを見るとわかるように、成功を収めるとその経営者や創業者の経済的インセンティブは尋常ではないくらい(一般時と比較して)大きいです。そのリターン自体はそれ相応のリスクを取っているからであって、否定されるものではないですが。

そしてその企業の株を保有している株主に利益が還元される仕組みである以上、世界の富裕層上位1%に世界の資産80%が集中するという経済的格差が生まれてしまうことも致し方ないこと。
毎年発表される長者番付など見てみるとよくわかります。

一方、代表的なdaoであるNouns(ナウンズ)というNFTアートなどなどを見てみると・・・

いまいちよく分からない(失礼か・・・・)数十年前のファミコンゲームのようなドット絵のアートやイラスト等のNFTがなんと100イーサ(2,000万円近く)などの高額で取引されています。
それだけ高額なNFTが1日1体生み出され売買されるとなれば、さぞ創業メンバーにも多額のインセンティブが支払われているのだろうと思ってしまうのですが、それは新しいweb3.0の世界。

Nounsの創業メンバーにはNFTアートの売り上げから得る利益はなく、その売上金は全てdaoの運営管理費としてdaoの財布(ウォレット)に保管されます。
で、Nounsに参加する人全員での議論・多数決によってその資金の使い道・新たなプロジェクトなどが決定される仕組みとなっているんです。 

daoの登場で進む変化とは?

大企業のように創業者・株主に利益の多くが集中してしまい、成長著しい企業の株を持つ者と持たない者との間に大きな経済格差が起きてしまう現代の資本主義から、国、人種などの垣根を越えて誰もが公平に発言でき、公平な対価が得られるdaoの登場によって社会はどう変わるのか?

今、世界中の富裕層の上位に名を連ねる人たちは、大体が世界を股にかける大企業の創業者や経営者といった実業家だったりするわけですが、その資産額たるや、もはや〇〇兆円といった次元の違う世界になっているのに対して、あまり名前を聞くことのないNFTプロジェクトの立ち上げにかかわる人達にもたらされる経済的なインセンティブは株式会社のそれと比べても大きくないことがわかります。

そう考えると、仮にweb3.0における新たなプロジェクトが世で大きく当たったとしても現在の株式会社の立ち上げのように後々に巨万の富を得るということはdaoの仕組み(中央管理者が存在しないという)上難しく、旨味という点で見たら今ほどは無いよね、となってしまいます。
また、Apple、旧FacebookAmazon、tesla、、、、と、一部の天才実業家の革新的なアイデアによってリーダーシップのもとでの組織運営を行っていくというよりは、もっと広い範囲の世界・業界において多くの人の協力下で皆で世界をよくしていこうねという横の繋がり・広がりを重要視するイメージの組織である以上、かつてのインターネットやスマホの誕生など、一つの技術の誕生で世界が変わるような革新的な考えや技術の誕生というのは少なくなってくるような気がします。

ただそのお陰?で、今のweb2.0の世界のようなひと握りの超裕福層1%に世界の富の80%が集中するという歪な世界が是正されていくきっかけになるのかもしれません。

ブロックチェーン社会はインターネット格差社会の始まりか

web2.0の世界においてはサービス提供者によるプラットフォームを各個人のID・パスワードの使用によって、あたかも自分自身で管理しているような感じではあったものの、実のところはそのプラットフォームの提供者がすべてを管理・運営しています。

その利用料として個人情報を提供し、生活に便利な技術の恩恵を享受できていた世界においてはその個人情報量が大企業によってマネタイズ化されてしまっていたのが、web3.0のブロックチェーン技術が主となる世界では、その個人情報が中央管理者の権限の元に集まるわけではなく、各個人があらゆる情報を管理し、所有することが出来るようになったわけです。

この変化がプラットフォームを提供する大企業や国家と個人という境界を無くし、また情報管理における力(上下)の差だけではなく、サービスの提供者と消費者、資本家や投資家と労働者といった組織内における(経済的)力(上下)関係を無くし、提供者も消費者も誰もが組織の運営に携わり、貢献度に応じた公平な対価を得ることができるようになる世界がブロックチェーンの技術が広がった新しいweb3.0の世界になるのではないか、と考えられています。

ただ、国家を超える、株式会社を超えるなんて言ってみても、まだ数年で今の株式資本主義がなくなってブロックチェーンの社会に置き換わるわけでもないし、現在の暗号資産の価格やNFTの落札価格で〇〇円の価格が付いた、なんて言うニュースなどを見ていると、どうしてもまだ一握りのギャンブル要素が非常に大きなイメージを作ってしまい、とりわけ投資に否定的なイメージを持つ日本においてはなんだか胡散臭いよね、というイメージが取り切れていないわけです。

ただ日本において浸透していかなくても、世界ではビットコイン法定通貨に置き換わったり、通常の買い物での決済手段として暗号資産取引が使われるようには今後なっていく(ブロックチェーンのほうが安心・安全だとなれば)だろうし、web2.0で世界を牛耳った世界的大企業達がweb3.0は脱中央集権だからや~めた♪といって衰退していくわけもなく、逆にむしろその仕組みを取り込みながらさらなる拡大につなげていくことになるだろうと思います。

そしてスマホが普及し銀行がネット銀行で便利になった今、手数料を払いながらATMから現金を下ろし、利息の付かない普通預金しかしていない人と、クレカやスマホ決済などを活用しながら資産運用している人との間ですら、縮まることのない格差が広がっていくように、世界がweb2.0から3.0へ変わってしまった後からでは、web3.0を受け入れた人とそうでない人の間にはもはや格差という次元じゃない、世界の違いに直面してしまいそうな気もします。

株式を持つ者と持たざる者の格差だった世界は、今後はインターネットの中で情報管理の能力を持つ者と持たざる者の差に置き換わるんじゃないかな、と。

まとめ

一応、数ヶ月前にNFT買えたらいいなということで、MetaMaskを開設?し、OpenSeaの準備までしたものの、NFTを購入できるだけのイーサを買う金がない(一括で買うにはちょっと価格変動が大きく、怖い)という段階で止まってしまっていて、その後、コインチェックでチビチビイーサとビットコインの積立を設定しております。

そうこうしている間に、なんや人気のNFTはウン十万円とか、ウン百万円とか、もう手軽に買えるNFTはないのか!?と少し絶望に打ちひしがれているところです。

つまるところお得なNFT教えて!ってことで。ww

どうしても今、頭で考えてしまうのは、そのNFTを今1イーサで買ったとして、1イーサの価格が20万円だったり、15万円だったり、逆に30万円になったりと、変動が大きすぎてNFTやdaoの本質とは違うところで損得勘定が働いてしまい、このNFT(アート)に1イーサを投じるくらいなら、普通に米国株の配当株を買っておいたほうがいいんじゃないか、という比べるべきものではないとわかりつつも、どうしても比べてしまっている自分がまだいるわけです。

ブロックチェーンの持つすごい技術が云々ということよりも、まず自分が損をしたくない、と思ってしまう。
もちろん自分もそういう人間であって、web3.0の世界にコミットできていない、そしてまだ理解が追いついていない段階なんですが、こうやって文章化して頭の中を整理しながら、少しずつ、新しい世界に触れていけたらいいなと思っている次第です。