レバレッジダイバー

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GPIF ~2021年度の結果&2022年度第1四半期運用状況~


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はい、こんにちは。

市場のクジラとも呼ばれるGPIFの第1四半期の運用結果が発表されました。
と、併せて2021年度の結果報告も載っていたので、見てみたいと思います!


一昔前は給料が入金されたら貯金!
お年玉をもらったら、ハイ、貯金!

という流れでしたが、今はだいぶ資産運用の重要性が一般庶民にも浸透し、貯金と並行して資産運用も行っている人も多いはず!

貯蓄から投資への流れは一般庶民だけではなく、国の年金の運用にも表れています。
そんな年金を運用しているGPIFについて深堀りでーす。


GPIFって?

名称は

年金積立金管理運用独立行政法人のことを言い、年金積立金管理・運用する独立行政法人のことです。

同じ年金をとはいえ、日本年金機構とはまったくの別組織です。
日本年金機構公的年金に係る一連の運営業務(適用・徴収・記録管理・相談・決定・給付など)を担う機構です。

現在の年金の管理は日本年金機構が、将来の年金額確保のための運用はGPIFがおこなっているようなイメージですかね。

運用について

賦課方式の年金制度を採っている日本において、少子高齢化は将来の年金制度の維持を困難にさせます。
※賦課方式・・・現在の現役世帯から徴収した年金保険料を高齢者世帯に配分する方式
ということで、今の徴収している保険料収入の一部を積立金として運用し、将来の年金給付分に充てようという感じです。

運用の目標として、長期的に、かつ最低限のリスクで実質的な運用利回りを確保することを目標として国内債券:外国債券:国内株式:外国株式を25%ずつ(乖離許容幅を国内外債券を±13%、国内外株式を±11%)に設定しています。

ということで、その運用の結果がどうなっていたのか、、、、見てみたいと思います。

運用結果

2021年度運用状況

運用資産額

巨額!!!

ほぼ利息0の国内債券にもここまで巨額を投資しないといけないのも、年金を運用する以上、大きなリターンを狙ってリスク資産にばかり偏らせて将来の年金運用に影響を出すわけにもいかないためですね。
ちょっともったいない気もしますが。

収益率

運用開始以降の累積収益は105兆円を超え、2021年度でも10兆円の収益額です。
2021年度は非常に相場も環境のいい年で、まぁその反動で今が大変なわけなんですけれども。。。(笑)

累積収益

累積収益の推移グラフになります。
運用開始数年は資産額も横ばいです。この当時、GPIFなんて存在は知りませんでしたなぁ。
そんなGPIFの収益も2014年あたりから急激に右肩上がりになっていきます。
アベノミクス効果もあったと思いますが、GPIFの運用する資産の保有割合において、このあたりから外国株式の割合がかつてよりも増えたことが大きかったと思います。

2006~2009年度 資産配分
2010~2014年度 資産配分
2014~2015年度 資産配分

昨年は金融緩和で株式も上がり、債券価格も上昇。
何もしなくても資産が増えた年でした。
ゆえにこういう巨額を運用するとなると資産配分がより重要になってきますね。
欲におぼれず、リターンが少ないとわかっていても国内債券にもしっかり25%近くの資産を配分するよう、リバランスをおこなう必要がありますね。

現在のように株式が下落しているときに、値動きの少ない資産が下落のクッションになります。

収益額内訳

2022年度第1四半期

2022年度第1四半期結果

さすがに、マイナスの収益となっています。
株価の下落に加え、世界中で利上げ=債券価格の下落が同時に起きています。
価格据え置きは国内債券のみ。

が、それでもインカムは1兆円超え。
何もしなくても入ってくるキャッシュが1兆円・・・
うらやましすぎる。。。

運用額・割合

まとめ

最近、首相が岸田氏になってから与党やメディアからの自民党批判があまり見受けられませんが、気のせいでしょうか?

それはちょっと置いておいて・・・
こういった年金運用などで四半期結果の発表で収益がマイナスになると、決まって大切な将来の年金をリスクの高い株式で運用するとは何事だ論が聞かれますが、この四半期の結果だけを切り取った報道を見て判断するのではなく、2001年からの累積の結果を見て判断・考慮することだと思います。

以前のように外国株式が9%程度の保有のままであれば現在の運用収益はどれくらいに収まっていたのでしょうか。

そして外国株式の割合が増えたといっても、株式:債券=1:1という、非常に安定的な資産配分。

ある程度の運用資産になってきたときに、個人投資家も非常に参考にできる資産配分ですよね。
株式が下がったときでも安定した(低水準な国内)債券の割合が多く、価格変動が抑えられます。

現実、この四半期で外国株式単体では最大20%程度の下落をしていますが、GPIFは
1.9%程度のマイナスで終わっています。

自身の運用額と年齢などを考えながら、運用期間の初期のうちはリスクを大きく(株式多)、運用後期または年齢や運用額が上がってきたら過度なリスクを取ることにならないよう、安全資産に振り分けていくことも考えながら、今後の運用に携わっていきたいと思いました。
ということで、とりあえず年金もいろいろと問題はありますが、こういう運用を見ると少しほっとします。

あとは少子化問題をしっかりと国が先導して解決に向かって進んでいくのみ!
政治家の皆さん、本当にお願いしますよ。

以上、GPIFについて、でした!