レバレッジダイバー

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債券と金利と株価の関係①


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こんにちは。

今回は債券と金利と株価の関係についてまとめてみたいと思います。

金利が上がった、下がった。
株価が上がった、下がった。

その時、債券はどうなっているの?

頭の中を整理するために、まとめてみました。

債券と金利

債券と金利の関係

債券とは国や企業などの発行体が資金調達のために発行する有価証券のこと。
その債券を購入するということは発行体にお金を貸したということになります。
そして債券の発行体側(国や企業)としては、借りたお金は期日に利息をつけて返済することになります。

簡単な用語解説

額面金額・・・債券を発行する際に決まり、期日が来たときに債券の保有者に返済する金額
満期・・・債券の返済の期日
債券価格・・・市場での売買価格。債券は市場で取引(株のように売買)されるため、需要と供給によって常に価格は変動しています。


保有している債券は満期まで持ち続ければ額面金額+利息を得ることができますが、、、、

新規発行債券の利息の方が高い(利回りが高い)

となると、現時点で保有している債券の価値は下がります。
価値が下がると債券価格も下がってきます。



逆もあります。

新規発行債券の利息の方が低い(利回りが低い)

となると、現時点で保有している債券の価値は上がります。

価値の上がった債券は債券価格も上がります。

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債券と金利の関係

金利の上昇=債券価格の下落
金利の下落=債券価格の上昇

といった逆相関の関係になります。

金利のいろいろ

債券の満期は1年、2年、3年、5年、10年、20年、30年と各種いろいろ。
大きく分けてみると、満期まで1年以内の債券に付く利息の利回りである短期金利と、それ以上の長期金利に分けられます

短期金利は各国の中央銀行が経済状況にあわせて決定していきます。
日本では政策金利、米国ではFF(フェデラルファンド金利と呼ばれます。

一方、長期金利は決まった短期金利+市場での投資家の「買いたい」「売りたい」という需要と供給のバランス(期待インフレ率、期待成長率、リスクプレミアム)によって利回りが決まっていきます。

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長期金利

金利が上がるとき、下がるとき


金利が上がるとき、下がるときがどんなときなのか、まとめてみました!

短期金利の上昇・下落

短期金利は各国の中央銀行が経済状況や他国との為替状況を見て決めていきます。

①景気サイクル

景気がよくなるとき、個人消費や企業の設備投資が増え、全体的にお金が欲しい(お金を借りてでも〇〇がしたい)!という人が増え、金利も上がります。。(金利を上げても借り手が多い)

※お金が欲しいのは景気に関係ない!という個人的見解は却下します。ww

逆に景気が悪くなるときは、お金がほしい!けど、借りて○○するにはちょっと・・・と、資金調達に慎重になる個人や企業が増え、消費や設備投資の縮小によって、経済活動が停滞していきます。

そんなときに金利を下げることでお金を借りやすくし、経済活動の活発化を図ります。

今の日本もそうですね。なかなか経済状況は好転したとは言い難いですが・・・

②物価変動

急激なインフレーションは、現金よりもモノの価値が大きくなり、購買意欲が増加し資金需要が増加、金利が上昇します。

逆にデフレーションはお金の価値が上がり、モノよりも現金を保有しようとします。資金需要の下落から経済活動が停滞する中で、金利を下げることで資金需要を促します。

長期金利の上昇・下落

①景気上昇局面

景気が上向くと企業業績もよくなり、給与のUPなどから個人消費も多くなり、株価も上昇します。
そうなると、国債を多く保有する金融機関は債券で運用しているよりも株式での運用をした方が運用益が大きくなる(債券運用の魅力が低下する)ため、国債を売却します。

売り手が多くなった債券の価格は下落し、長期金利は上昇します。

②景気下落局面

景気が悪くなり始めると企業業績の悪化、個人消費の落ち込みなど、株価への影響も大きくなります。

今まで株式での運用をしていた金融機関は安全資産の債券での運用をする(株式での運用の魅力が低下する)ため、株式を売却し債券を購入することになります。

買い手が多くなった債券の価格は上昇し、長期金利は下落します。

株価への影響は?

債券と金利の関係についてまとめてみました。

金利が上がる(金利を上げても経済に影響が少ない)ときは、往々にして景気が良い(方向に向かう)とき。そんなときは株価も上がります。

逆に金利が下がるとき、企業も個人も経済活動は落ち込み、景気は後退局面ということで、株価は下がります。


※例外として、景気が良くないのに物価のみが急激に上がるスタグフレーションが起きるとき、過剰な物価上昇を抑えるため金利を上げる場合もあります。

先の見えない経済状況の中での資産運用で、株式・債券のどちらにも効率よく投資ができる投資信託について前回まとめてみました。

landdiver.hatenablog.com

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債券にレバレッジを掛けた、安定的な運用のUSA360と、リターンの最大化を狙うレバレッジNASDAQ100、究極な2つの投資信託にどのように金利が影響を与えてくるのか、次回以降考えてみたいと思います。

経済の指標を示す長期金利の動向を長い目で見てみると、ちょっとだけ経済の動きがよく見えるようになるかもしれませんね!

以上、ありがとうございました!