レバレッジダイバー

アラフォー転職をきっかけに資産運用を真剣に考えるblogです。よろしくお願い致します。

世界に分散させればいいというわけでもない話


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資産運用を始めて最初の壁ともいえる投資先の決定問題。
とても迷います。

そして今だに失敗したなー、とよく後悔している次第です。
今回は(も)完全に主観が入ってますので、よろしくお願い致します。

投資先別に見比べてみる

よし、つみたてNISAで資産運用を始めよう!

と口座開設したはいいものの、選ぶファンドも192本と、厳選されたと言ってもそれでも多い。。
しかもカタカナ多くて何に投資してるのかわからないと来ています。
そこで、ざっくりと地域別にETFで過去の実績を見比べてみました。
※つみたてNISAなどの投資信託ETFでのリターンは違うので参考程度にお願いします。

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世界の株価指数

左上の赤枠がティッカーシンボルです。

VOO・・・S&P500
VTI・・・全米株式
VT・・・全世界株式
TOK・・・先進国株式
VWO・・・新興国株式
TOPIX・・・日本

投資先が米国の場合はS&P500なのか、全米なのかはほぼ違いはなく、新興国株式が一方的にリターンが低いです。

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ETF 運用実績詳細

VOO

米国を代表する株価指数S&P500に連動するETFです。
ここ数年の成長は素晴らしいですね。
銘柄・セクター友にしっかり分散が効いていると思います。

セクター分けはこちら

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VOOセクター別け

組み入れ銘柄上位10銘柄はこちら

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VOO・組み入れ上位10銘柄

投資信託での購入はこちら
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
★SBI・V・S&P500

VTI

米国の上場企業のうち中・小型株も含めます。
未来のS&P500を担う新たな成長企業も見落とすことなく投資ができるメリットがありますね。

セクター分けはこちら

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VTIセクター別け

組み入れ銘柄上位10銘柄はこちら

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VTI・組み入れ上位10銘柄

投資信託での購入はこちら
楽天・全米株式インデックスファンド
★SBI・V・v全米株式インデックスファンド

VT

全世界の株式(先進国も新興国も)をまるっと買うことができます。
現在のような先進国の株高の恩恵はもちろん、新興国の台頭による利益も狙える銘柄です。

地域別組み入れ比率はこちら

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地域別組み入れ比率

組み入れ上位10銘柄はこちら

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組み入れ上位10銘柄

投資信託での購入はこちら
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
★SBI全世界株式インデックスファンド

TOK

先進国の株式に投資をするETFです。
米国一国ではなく分散はさせたいが地政学リスクや政治的リスクの比較的少ない安定した投資先として選ぶことができるのではないでしょうか?

地域別組み入れ比率はこちら

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地域別組み入れ比率

組み入れ上位10銘柄はこちら

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組み入れ上位10銘柄

投資信託での購入はこちら
eMAXIS Slim先進国株式
★たわらノーロード先進国株式

VWO

新興国市場に投資ができるETFです。
かつてはBRICsと呼ばれ、国土の広さ、人口増加率、GDP成長率などから米国よりも経済成長の大きいときもありました。
今後も豊富な天然資源や増え続ける人口から発展していくと望みがあれば投資先として選択肢の中に入ることも考えられます。
しかし、先進国と比べて資本主義のルールが徹底されていないことや政治的リスクが大きいことなどを考えると、新興国に全力で投資をするというのは考えさせられます。

地域別組み入れ比率はこちら

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地域別組み入れ比率

組入上位10銘柄はこちら

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組み入れ上位10銘柄

投資信託での購入はこちら
eMAXIS Slim新興国株式
★たわらノーロード新興国株式

投資価値を考えてみる

全世界か米国か、だいたいの大きな悩みはこの問題になります。
ここからは自分の考えですが・・・
分散させる必要はないと思います。
もう一度チャートを見て、その理由を述べていきます。

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投資先ETFの過去チャート

全世界に投資をしない理由①

「投資先を必要以上に分散させない」

パフォーマンスの低い資産を含めることで、資金効率が下がります。
まず資産形成期は暴落にあったとしても、実際に資産取り崩し期までに時間があり、待てば回復するので気にしないということ。

年数が経ち、ある程度の資産形成に成功した場合はいくつかの資産に振り分けてリスクを抑える必要はありますが、資産形成期は分散させることで資産の増加していく効率が落ちます。

長い運用期間中で数年程度の暴落はむしろ買い増し期間とし、米国集中投資を続けることでその後の回復局面での資産増加が期待できます。

全世界に投資をしない理由②

「分散が結局分散されていない」

新興国は別として、全米・S&P500・先進国・全世界の上位組入銘柄はほぼ同じ!!
わざわざリターンの低い地域への投資の必要性の有無を考える必要があります。
また、グローバル化の進んだ米国企業は全世界に進出し、その地域の経済の恩恵を受けている点である意味分散されています。

全世界に投資をしない理由③

新興国は期待されるリターンより政治的・地政学的リスクが大きい」

ここ最近の中国共産党による中国市場への介入などを見るに、自由で解放された市場経済が保証されていないリスクが大きいです。
共産党の規制により、強烈な株価下落に見舞われることも全世界株式への集中投資は全て自分に跳ね返ってきます。
新興国のリスクをそのまま自分で被ることになり、世界分散することがリスクになってしまう恐れがあります。

全世界に投資をしない理由④

新興国金利は米国金利に左右される」

信用力の低い新興国は自国通貨建ての国債ではなく、ドル建てで国債を発行します。
米国が経済が好調になり金利を引き上げれば、世界の投資マネーは金利の低いところから高いところに集まり新興国から流出していきます。
そうなれば、今だ経済回復道半ばの新興国も米国以上の利上げせざるを得なくなり、さらに自国の経済状況を圧迫させ、株価を押し下げる原因になります。

新興国の経済は米国の金利次第なんですね。

まとめ

分散投資が合言葉となっていますが、分散投資をするメリットは暴落時の損失額を抑えるため。

そう考えると、投資先の選択が大切なのはもちろん、その組み入れ銘柄と比率を見る必要があります。
投資先が幅広いという安心感は得られるものの、実のところリターンのほぼ出ていない投資先にも資金を振り分けることになり、資産形成期においては効率が悪いですね。

・資産形成期は資産が一番増加しやすい投資先に集中させる。
・成熟期は価格変動が逆相関となる資産への分散投資を始める。
・資産取り崩し期に入る前に安全資産への配分を完成させ、定率で取り崩す。

上記のことを考えながら一番自分にしっくりくる資産運用をしていきたいと思います。